阿部@新百合です。
ながらく工事中だったスクイークランドのアクティブエッセイを日本語にして公
開しました。
http://squeakland.jp/author/essays.htmlこれは武田俊之さんと山田純子さんが翻訳されたテッド・ケーラーさんの「進化
のエッセイ」をご厚意で転載させてもらったものです(地の文は私が訳しました)。
アクティブエッセイは、文章と画像とシミュレーションとプログラムが渾然一体
となった新しい表現形態です。単にコンテンツを読むだけではなく、対話的に操
作できるのが従来のマルチメディアだったとすれば、アクティブエッセイは、そ
れを動かしている仕組み自体を参照したり、場合によっては書き換えたりするこ
とで、より深い理解を得ることを狙っています。これはよりメタでダイナミック
なものと言えるでしょう。
コンピューティングリテラシを習得すると(Drive a Carなどのチュートリアルを
修了すると)、なにがができるようになるのかとよく聞かれますが、アクティブエッ
セイはその答えのひとつです。
このようなものとそのための環境は Smalltalkの黎明期からHyperCardなどでも、
ずっと求められているのですが、Squeakの場合はどうなのか、さらには、来るべ
きDynabookではなにができないといけないのかを考える手がかりになると思いま
す。
//abee
P.S. スクイークランドの工事中ページを訳してみた、あるいはこういうコンテン
ツを載せてみたいという方がいらっしゃいましたらお知らせください。大歓迎です。
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阿部 和広 EMAIL
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