阿部@新百合です。
今年の夏もSqueakFest '07がシカゴのコロンビアカレッジで開催されます。 公式アナウンスは近日中にあると思われますが、8/1(水)-3(金)でほぼ決定です。 基調講演とワークショップが8/1、発表とパネルディスカッションが8/2,3に予定 されています。 当初は7月中旬の予定だったのですが、日本の夏休み事情に配慮してもらってこの 日程になりました。 SqueakFestは、アメリカ、ドイツ、スペイン、ネパール、韓国、日本など世界中 のSqueak関係者が集う年に一度のイベントです。 他のイベントと比べると内容がより実践的で、実際に学校で取り組んでいる先生 方や大学の事例が例年多数紹介されます。ワークショップは開発者やベテランの 先生を講師に初心者用や中上級者用などに分かれて行われます。キーノートスピー カも豪華で、昨年はシーモア・パパート博士でした。 日本人の参加者が多いことも特徴で、毎年10人くらいが参加しています。日本人 の発表も多く、一昨年は堀川高校や和田小の発表も行われました。また、去年は 大島さんが毛玉、私が世界聴診器のワークショップを行いました。皆さん親切な ので、言葉の問題にも対処しやすいと思います(適当に誰かをつかまえればきっと 通訳してくれるでしょう。いつも私はそうしています)。 私は今年のプログラム委員を拝命しているのですが、もし参加されるのであれば、 聞くだけでなく、ぜひとも発表をお願いします。学会ではないので論文の査読は ありません(時間との兼ね合いで調整はあるかもしれません)。また、去年は希望 する発表者に $500の補助が出ました(今年は未定です)。 実際にやってみると、日本よりも聴衆のリアクションが大きいのでやりがいがあ ります。また、デモやポスターなど、こんなことをやってみたいという提案も歓 迎します。発表を希望される方は私にメールでご連絡ください。 シカゴは比較的治安もよく、電車網も発達しているので、海外が初めての方でも 安心して参加できるでしょう。飛行機の直行便もあります。 モダンな高層建築と歴史的な建物が混在するきれいな街で、周辺にはティラノサ ウルスのスーで有名な自然史博物館、Uボートやアポロ指令船の実物がある産業科 学博物館、アメリカ3大美術館のひとつであるシカゴ美術館など興味深い施設も多 数あります。 皆さんとシカゴでお会いできることを楽しみにしています。 過去のSqueakFestについては以下をご覧ください。 http://www.smalltalk.jp/pipermail/squeak-ja/2006-April/002918.html http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20060719 http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20060720 http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20060721 //abee -- 阿部 和広 EMAIL [hidden email] |
阿部@新百合です。
先日ご案内したSqueakFest '07ですが、 http://www.smalltalk.jp/pipermail/squeak-ja/2007-March/003467.html 公式ページがオープンし、発表者の募集が始まっています。 http://imamp.colum.edu/eceim/squeakfest07/index.php すでに私に直接ご連絡いただいた方も含めて、応募フォームへの記入をよろしく お願いします。発表者には$500の補助もありますので、旅費で迷われている方も ぜひご検討ください。 また、例年SqueakFestでホテルを紹介していますが(今年は準備中)、個人的に調 べたところ、すでに会場近くのホテルが満室になりつつあるようです。繁忙期で すので航空券も含めて早めに手配されることをお勧めします。 それでは、多くの方とシカゴでお会いできることを楽しみにしております。 //abee -- 阿部 和広 EMAIL [hidden email] |
阿部@新百合です。
先日ご案内したSqueakFest '07ですが、 http://www.smalltalk.jp/pipermail/squeak-ja/2007-March/003467.html http://www.smalltalk.jp/pipermail/squeak-ja/2007-April/003483.html 公式ページで一般参加者の登録が始まっています(左のRegisterから)。 http://imamp.colum.edu/eceim/squeakfest07/index.php 登録料は$125です。なるべくお早目の登録をお願いします。 Alan Kay博士によるOLPCの講演も決定し、日本からの講演やハンズオンも何件か 予定されています。 なお、ホテルの状況はかなり厳しいです。今年はSqueakFestとして部屋を確保で きなかったようなので各人で予約する必要があります(近くのホテルのリストは Accommodationsから)。航空券の予約も急がれたほうが良いと思います。 それでは、多くの方とシカゴでお会いできることを楽しみにしております。 //abee -- 阿部 和広 EMAIL [hidden email] |
阿部@新百合です。
ご報告が遅くなりましたが、先にご案内していたSqueakFest '07は8/1-3の会期を 無事終了しました。 http://www.smalltalk.jp/pipermail/squeak-ja/2007-May/003496.html 日本人参加者は11名と国際色豊かな全体から見ても相当の比率を占めていました。 そのほとんどが何らかの形で発表を行い、世界的にも存在感を示せたと思います。 中でも、杉並区和田小学校前校長の横山先生のご発表は永年の経験と実践による 裏づけを反映したもので、意味のある小さな課題を設定することで、小学校低学 年からでもスクイークを用いた学習が可能なことを示されました。これは、ただ 教条的にdrive a carをなぞるワークショップや授業に対する前向きな批判でもあ ります。 また、デジハリの中村さんのワークショップ事例紹介、都立高校講師の市川さん の授業での取り組みとリファレンスの作成も大変興味深いものでした。あのリファ レンスはいきなりできたわけではなく、膨大な例題を作るに当たって、よりよい 授業のために何度も試行錯誤されていたことに感銘を受けました。 梅澤さんのSuperSwiki2のハンズオンは作品公開と共有の手段として、今後広く使 われる可能性があると思われます。SuperSwikiに比べて、Scratchのサイトがあれ ほどの参加者と作品でにぎわっている理由はたぶん優れた環境のせいもあるでし ょう。 SuperSwiki2はそのための環境になりえます。 高田先生と大東和さんのスマートカードを使った作品交換の研究は、抽象的なデー タとしての作品ファイルを実際に手に持って受け渡せるカードにしたことで、子 供たちが実感をもって扱えるようにするというものです。形式的操作が可能にな るのは小学校高学年からとも言いますので、これは面白い試みだと思います。 大島さんのOLPC Etoysの概要紹介は、初めての人でも全体像が把握できるものに なっていたと思います。 また、BOFでは、山宮さんのGetTextによるEtoysの翻訳の話、林さんの多角形モー フの話、市川さんのキャラを生かした別のチュートリアル、私のもえすくの紹介 などが行われ、それぞれ受けを取っていたように思います。 これらの発表の様子は以下のblogなどをご覧ください。 http://imamp.colum.edu/eceim/squeakfest07/blog/ http://useit-squeakfest07.blogspot.com/ http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20070801 http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20070802 http://d.hatena.ne.jp/propella/20070805/p1 参加者の皆さん、お疲れ様でした。また来年のSqueakFestでお会いしましょう。 //abee -- 阿部 和広 EMAIL [hidden email] |
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