[Squeak-ja: 4079] Linux版Scratch1.3の楽器音について

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[Squeak-ja: 4079] Linux版Scratch1.3の楽器音について

yhousako
宝迫@所沢市立小学校教員です.

毎度お世話になっております.m(_ _)m

下記のサイトでLinux版のScratch1.3のインストーラを見つけて使ってみました.
http://www.notesmine.com/scratch_installer

Win版のScratchを使わなくて良くなった分、少し手間がかからなくなりました
が、それでもXOのPluginが必要でした.(顛末は↓)
http://4oc.blogspot.com/2008/11/linuxscratch13.html

さて本題ですが、このところ、KNOPPIXでScratchを動かす実験をしているのです
が、「楽器音が鳴らない」という現象に遭遇してしまい、頭を悩ませております.

「ニャー」を鳴らすことはできますし、スプライトの「音」タグから
media/sounds内の音のファイルを読み込んで鳴らすこともできます.しかし、
「○の音符を○拍鳴らす」や「○のドラムを○拍鳴らす」だと音が出ません.

同じことをMacでやってみると、問題なく音が鳴ります.聞こえてくる音に聞き
覚えがあるので、もしかすると、Scratchからシステム標準のMIDI音源をコント
ロールして鳴らしているのではないかと思った次第です.

この理解に間違いがないのだとすると、Linuxで楽器音を鳴らすためには、MIDI
音源の導入からやらないとダメなのだろうと考えています.
#実は、別の需要でMIDI音源の導入に取り組みましたが、挫折をしたままになっ
ております.orz

これまでの私の理解の中に、「それは違う」ということがありましたらご指摘頂
ければ幸いです.また、Linux版のScratchで楽器音を鳴らすための良いアイデア
などがございましたら、アドバイス頂けるとありがたいです.お世話になってば
かりで恐縮ですが、よろしくお願い致します.

------------------------------------------------------------------
寳迫 芳人:[hidden email]
みんなで教育を考えよう!:http://www.geocities.jp/yhousako/
指導案&教材集:http://www2.ttcn.ne.jp/yhousako/
全国城跡ネットワーク:http://www.geocities.jp/shiroato_net/
つれづれなるままに…:http://4oc.blogspot.com/
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[Squeak-ja: 4081] Re: Linux版Scratch1.3の楽器音について

Kazuhiro ABE-3
こんにちは、阿部です。
今の段階では、OLPC XOも含めてLinux版では楽器の音は鳴らないようです。
大島さんがJohnさんに聞いてくれているようなので、もしかしたらなにか分かるかもしれません。

 //abee
--
阿部 和広  EMAIL [hidden email]

2008/11/22 14:15 yhousako <[hidden email]>:

> 宝迫@所沢市立小学校教員です.
>
> 毎度お世話になっております.m(_ _)m
>
> 下記のサイトでLinux版のScratch1.3のインストーラを見つけて使ってみました.
> http://www.notesmine.com/scratch_installer
>
> Win版のScratchを使わなくて良くなった分、少し手間がかからなくなりました
> が、それでもXOのPluginが必要でした.(顛末は↓)
> http://4oc.blogspot.com/2008/11/linuxscratch13.html
>
> さて本題ですが、このところ、KNOPPIXでScratchを動かす実験をしているのです
> が、「楽器音が鳴らない」という現象に遭遇してしまい、頭を悩ませております.
>
> 「ニャー」を鳴らすことはできますし、スプライトの「音」タグから
> media/sounds内の音のファイルを読み込んで鳴らすこともできます.しかし、
> 「○の音符を○拍鳴らす」や「○のドラムを○拍鳴らす」だと音が出ません.
>
> 同じことをMacでやってみると、問題なく音が鳴ります.聞こえてくる音に聞き
> 覚えがあるので、もしかすると、Scratchからシステム標準のMIDI音源をコント
> ロールして鳴らしているのではないかと思った次第です.
>
> この理解に間違いがないのだとすると、Linuxで楽器音を鳴らすためには、MIDI
> 音源の導入からやらないとダメなのだろうと考えています.
> #実は、別の需要でMIDI音源の導入に取り組みましたが、挫折をしたままになっ
> ております.orz
>
> これまでの私の理解の中に、「それは違う」ということがありましたらご指摘頂
> ければ幸いです.また、Linux版のScratchで楽器音を鳴らすための良いアイデア
> などがございましたら、アドバイス頂けるとありがたいです.お世話になってば
> かりで恐縮ですが、よろしくお願い致します.
>
> ------------------------------------------------------------------
> 寳迫 芳人:[hidden email]
> みんなで教育を考えよう!:http://www.geocities.jp/yhousako/
> 指導案&教材集:http://www2.ttcn.ne.jp/yhousako/
> 全国城跡ネットワーク:http://www.geocities.jp/shiroato_net/
> つれづれなるままに…:http://4oc.blogspot.com/
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[Squeak-ja: 4082] Re: Linux版Scratch1.3の楽器音について

Yoshiki Ohshima-2
At Tue, 25 Nov 2008 02:26:18 +0900,
Kazuhiro ABE wrote:
>
> こんにちは、阿部です。
> 今の段階では、OLPC XOも含めてLinux版では楽器の音は鳴らないようです。
> 大島さんがJohnさんに聞いてくれているようなので、もしかしたらなにか分かるかもしれません。

  Johnからの話では、Scratchは確かに外部MIDIを要求しているが、Timidity
などがないとLinuxはサポートしていないし、Squeak側のprimitiveもそれらを
使うようになっていないということでした。SqueakはSqueak内でMIDIから波形
合成することもできるのですが、楽器の種類が少なくて何十とはサポートでき
ないため問題であるということでした。将来的には楽器の種類を減らしてもよ
いだろうとは言っていましたが。

  というわけで、ピアノとかいったときにピアノの音がしなくてもよければ内
部MIDIを使うように変えるか(コードをどこか1行変更しなくてはいけませんが)
sound pluginに新しいコードを追加する必要があるかと思います。

-- Yoshiki

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[Squeak-ja: 4083] Re: Linux版Scratch1.3の楽器音について

Kazuhiro ABE-3
こんにちは、阿部です。

1.2.1のコードをチラ見してみました。
Squeak組み込みのソフトシンセであるScorePlayerはSimpleMIDIPortのインスタンスをhas-aしており、ポートを切り替えると演奏の処理をデリゲートするようになっているようです。
対するScratchNotePlayerは、演奏する際に出力先がSimpleMIDIPortのインスタンスであることを期待しているので(playOn:,
drumOn:)、もしScorePlayerを使うなら、それがSimpleMIDIPortのように見えるラッパを書くか、条件分岐で切り替えることになりそうです。
1行では済まなさそうですが、どのくらいのニーズがあるでしょうか。また、いずれにしてもソースをいじれない1.3には即対応はできません(1.2.1用に作ったものを提案することはできる)。
組み込みシンセサイザの音がどのくらいしょぼいかは普通のSqueakに適当なMIDIファイルをドロップしてScorePlayerMorphを開くとわかります(左上の<>メニューでポートを切り替え可能)。

2008/11/25 2:53 Yoshiki Ohshima <[hidden email]>:
>  というわけで、ピアノとかいったときにピアノの音がしなくてもよければ内
> 部MIDIを使うように変えるか(コードをどこか1行変更しなくてはいけませんが)
> sound pluginに新しいコードを追加する必要があるかと思います。

 //abee
--
阿部 和広  EMAIL [hidden email]
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[Squeak-ja: 4085] Re: Linux版Scratch1.3の楽器音について

yhousako
阿部様

宝迫です.面倒なことに突き合わせてしまって申し訳ありません.m(_ _)m
以下、インラインにてお返事をさせて頂きます.

Kazuhiro ABE さんは書きました:
> Squeak組み込みのソフトシンセであるScorePlayerはSimpleMIDIPortのインスタンスをhas-aしており、
(snip)

Squeakには、ソフトシンセが組み込まれていたのですね.これがScratchで使え
ると良いのですけど、そうするためには、ソースをかなりいじらないといけない
ということはわかりました.

> 1行では済まなさそうですが、どのくらいのニーズがあるでしょうか。

そもそも、LinuxでScratchを使おう(実験とか、趣味とかというレベルではな
く、学校の授業などで実際に使うという意味)としている方がどのくらいいるか
ということを考えると、それほど多くなさそうです.ましてや、Picoボードとの
組み合わせで、「楽器を作ろう」などということを考えているのは、さらに少数
派ではないかと自覚しております.

しかしながら、このことが教育現場におけるこれからの情報機器の活用に示唆を
与えるものになるなら、そして、新しい道筋を開くものになるなら、是非成功さ
せたいと思っています.

> いずれにしてもソースをいじれない1.3には即対応はできません

了解しました.すぐに対応できないことがわかりましたので、どのような授業に
するかという根本的なところも見直しながら、ScratchとPicoボードを使った授
業を再考していきたいと思います.

何かご報告できることがありましたら、またお知らせ致します.たびたび、お手
を煩わせてしまい、申し訳ありませんでした.ありがとうございました.

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寳迫 芳人:[hidden email]
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[Squeak-ja: 4086] Re: Linux版Scratch1.3の楽器音について

Kazuhiro ABE-3
こんにちは、阿部です。
そういうことでしたら、あらかじめ複数の音色と音階の音をサンプリングしておいて鳴らすのはいかがでしょうか(「音」の「録音」や「読み込み」)。それぞれに名前を付けてリスト(配列)に入れればスクリプトからこれらの音を制御できます。Scratchの「鳴らす」も結局は決められた音色と音階の音しか出せないので、意味的にはほぼ等価になります(準備は面倒ですが)。
Squeakであれば、手間と引き換えに、音の合成も含めてほぼなんでもできるといってよいくらいの自由度がありますが、Scratchの場合は洗練と単純さがある反面、可能なことが制限されています。

 //abee
--
阿部 和広  EMAIL [hidden email]

2008/11/26 22:19 yhousako <[hidden email]>:

> そもそも、LinuxでScratchを使おう(実験とか、趣味とかというレベルではな
> く、学校の授業などで実際に使うという意味)としている方がどのくらいいるか
> ということを考えると、それほど多くなさそうです.ましてや、Picoボードとの
> 組み合わせで、「楽器を作ろう」などということを考えているのは、さらに少数
> 派ではないかと自覚しております.
>
> しかしながら、このことが教育現場におけるこれからの情報機器の活用に示唆を
> 与えるものになるなら、そして、新しい道筋を開くものになるなら、是非成功さ
> せたいと思っています.
>
>> いずれにしてもソースをいじれない1.3には即対応はできません
>
> 了解しました.すぐに対応できないことがわかりましたので、どのような授業に
> するかという根本的なところも見直しながら、ScratchとPicoボードを使った授
> 業を再考していきたいと思います.
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[Squeak-ja: 4087] Re: Linux版Scratch1.3の楽器音について

yhousako
宝迫です.
#同時進行で、Win版のScratchをWineで動かす方法についても試しております.

Kazuhiro ABE さんは書きました:
> こんにちは、阿部です。
> そういうことでしたら、あらかじめ複数の音色と音階の音をサンプリングしておいて
> 鳴らすのはいかがでしょうか(「音」の「録音」や「読み込み」)。

はい.これも考えております.授業の時間が限られているので、どのように授業
を組み立てるか詰めの作業が必要なのですが、対象が小学生なので、音を取り込
むところから子どもたちにやらせてみても面白いのではないかと思っています.

音の出る楽器や空き缶やビンなどを用意しておいて(あるいは予め用意させてお
いて)、マイクを使ってScratchで録音し、それをPicoボードで制御しながら合
奏してみるなんていうことを考えています.

その際、予めサンプルとしていくつかの音を録音しておいて、子どもたちに使わ
せるということも考えています.

いずれにしても、できるだけシンプルで、気軽にできるような方法を考えたいと
思っています.

明日(既に今日)、別の研究の研究授業も控えておりますので、この辺で失礼を
させて頂きます.

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[Squeak-ja: 4088] Re: Linux版Scratch1.3の楽器音について

yhousako
In reply to this post by Yoshiki Ohshima-2
宝迫です.

今頃気づいたのですが、[Squeak-ja: 4082] と[Squeak-ja: 4083]の間にメール
を送ったつもりが、送信用のメールアドレスを間違えて送り損ねていたようで
す.m(_ _)m 改めて送信させて頂きます.

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阿部様、大島様、皆様

宝迫です.お世話になっております.お休みのところ遅くまで対応して頂きあり
がとうございます.(深謝)

以下、まとめレスにて失礼させて頂きます.

Yoshiki Ohshima さんは書きました:
> At Tue, 25 Nov 2008 02:26:18 +0900,
> Kazuhiro ABE wrote:
>> こんにちは、阿部です。
>> 今の段階では、OLPC XOも含めてLinux版では楽器の音は鳴らないようです。
>> 大島さんがJohnさんに聞いてくれているようなので、もしかしたらなにか分かるかもしれません。
>
>   Johnからの話では、Scratchは確かに外部MIDIを要求しているが、Timidity
> などがないとLinuxはサポートしていないし、Squeak側のprimitiveもそれらを
> 使うようになっていないということでした。

だとすると、LinuxでGM、GSなどに対応したMIDI音源を用意できたとしても、
Scratchからはコントロールできないことになりますね.残念です.

> SqueakはSqueak内でMIDIから波形合成することもできるのですが、楽器の種類
> が少なくて何十とはサポートできないため問題であるということでした。将来
> 的には楽器の種類を減らしてもよいだろうとは言っていましたが。

たしかに、128音色を全て作るのは大変ではないかと思います.でも、あるとあ
りがたいかも知れません.

何か別の「あるもの」との組み合わせで、上手く使える方があると良いでしょう
けど.

>   というわけで、ピアノとかいったときにピアノの音がしなくてもよければ内
> 部MIDIを使うように変えるか(コードをどこか1行変更しなくてはいけませんが)
> sound pluginに新しいコードを追加する必要があるかと思います。

私には、何をどうすればよいのかわからないのですが、この改造が、今後の
Scratchの開発に寄与するものであれば、是非お願いしたいと思います.しか
し、この方向性が今後のScratchに役に立たないのであれば、あまりお手を煩わ
せるのは心苦しいので、これだけの情報をご提供頂いただけで十分です.

ありがとうございました.

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寳迫 芳人:[hidden email]
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[Squeak-ja: 4090] Re: Linux版Scratch1.3の楽器音について

Kazuhiro ABE-3
In reply to this post by yhousako
こんにちは、阿部です。

2008/11/27 3:32 yhousako <[hidden email]>:
> #同時進行で、Win版のScratchをWineで動かす方法についても試しております.

Wineについては、以前に武藤さんがFreeBSDで試されていました。

http://qml.610t.org/squeak/Scratch.html
http://qml.610t.org/squeak/Squeak2007.html

Linuxとはまた違うと思いますが、もしScratch.dllの動作に問題があるようなら、シリアルポートを使ったPicoBoardに影響があるかもしれません。

> はい.これも考えております.授業の時間が限られているので、どのように授業
> を組み立てるか詰めの作業が必要なのですが、対象が小学生なので、音を取り込
> むところから子どもたちにやらせてみても面白いのではないかと思っています.

それは面白そうですね。

> 音の出る楽器や空き缶やビンなどを用意しておいて(あるいは予め用意させてお
> いて)、マイクを使ってScratchで録音し、それをPicoボードで制御しながら合
> 奏してみるなんていうことを考えています.

以前にSqueakで似たような授業のお手伝いをしたことがあります。
このときは図工と音楽のジョイントで、水彩画で描いた魚の絵をSqueakに取り込んでスクリプトで泳がせ、それにマッチした楽器の音を鳴らすというものでした。
とても面白かったのですが、自由に鳴らさせると子供たちが興奮してしまい、そのフィードバックで教室中で乱打する感じになりがちなので、学習のめあてに沿うようにうまく指導する必要があるように思いました。

> その際、予めサンプルとしていくつかの音を録音しておいて、子どもたちに使わ
> せるということも考えています.
>
> いずれにしても、できるだけシンプルで、気軽にできるような方法を考えたいと
> 思っています.

はい、そう思います。
一般に、かちっとした教材をあらかじめ用意するよりも、子供たち自身に教材を作らせるほうがうまくいくような印象を持っています。

 //abee
--
阿部 和広  EMAIL [hidden email]
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[Squeak-ja: 4092] Re: Linux版Scratch1.3の楽器音について

yhousako
阿部様、皆様

宝迫です.お世話になっております.

Kazuhiro ABE さんは書きました:
>> #同時進行で、Win版のScratchをWineで動かす方法についても試しております.
>
> Wineについては、以前に武藤さんがFreeBSDで試されていました。
(snip)
> Linuxとはまた違うと思いますが、もしScratch.dllの動作に問題があるようなら、
> シリアルポートを使ったPicoBoardに影響があるかもしれません。

既知の問題だったのですね.いくつかのLinux環境でWine + Scratch1.3.1(Win)
+ Picoボードを試してみましたが、上手く動きませんでした.これでは、たとえ
MIDI音源が使えるようになったとしてもダメなのです.

> 以前にSqueakで似たような授業のお手伝いをしたことがあります。
> このときは図工と音楽のジョイントで、水彩画で描いた魚の絵をSqueakに取り込んで
> スクリプトで泳がせ、それにマッチした楽器の音を鳴らすというものでした。

こちらも面白そうです.

> とても面白かったのですが、自由に鳴らさせると子供たちが興奮してしまい、その
> フィードバックで教室中で乱打する感じになりがちなので、学習のめあてに沿うよう
> にうまく指導する必要があるように思いました。

さもありなんという感じが致します.(^_^;;;

多分、十分な広さのあるところで、他のチームには秘密でやるような仕掛け(つ
いたてを立てて、作業自体を他から見えなくするとか)があれば、うまくいった
のかも知れません.
#そういう環境でPCが使えるところが本校にはないので、狭いPC室でどうすれば
よいのか考えています.

また、報告できることがありましたらご連絡致します.

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[Squeak-ja: 4093] Re: Linux版Scratch1.3(改め1.3.1)の楽器音について

yhousako
In reply to this post by Kazuhiro ABE-3
宝迫です.お世話になっております.

ご存知の方にとっては「何を今さら」というようなことだと思いますが、一連の
実験作業中に個人的に教えて頂いたことをこちらにもシェアしておきます.

KNOPPIX5.3.1DVDで、Win版のScratch1.3.1をWine環境で動かし、Timidityをサウ
ンドサーバとして動かしてMIDIの音を鳴らすことができました.

#WineとTimidityは、はじめから導入されています.

【手順】
1.Scratchのダウンロードサイトから、Win版のScratch1.3.1のインストーラをダ
ウンロードし、Wineを使ってインストールする.
#一度、Scratchが起動するので、終了させておく.

2.このままだと文字が豆腐になるので、「locale/ja.po」にWinで使うフォント
を明示的に指定する.(今回は「IPAGothic」を使用)
#それでも、ボタンよりも文字が大きくて少し変ですが.
#Wineで使われるものは、「$HOME/.wine/drive_C/」の中にインストールされて
います.

3.コンソールから「timidity -Os -iA」として、Timidityを起動する.

4.Scratch(Win)をWineで起動する.

以上でMIDIの音が出るようになりました.ただし、「ニャー」の音がとぎれとぎ
れになったり、スプライトの動きがぎこちなかったりします.また、Picoボード
はやはりまともに動きませんでした.

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[Squeak-ja: 4101] Re: Linux版Scratch1.3の楽器音について

Kazuhiro ABE-2
In reply to this post by yhousako
こんにちは、阿部です。
一ヶ月前のScratchのSqueak組み込みシンセサイザ対応の話ですが、ちょっと時間があったのでやってみました。以下にイメージとチェンジを置いていますのでお試しください。
http://squeakland.jp/abee/tmp/ScratchSourceCode1.3.1synth.zip

実際にLinuxでは試してはいませんが、MIDIが使えない環境であれば(SimpleMIDIPort
midiIsSupportedがfalse)、自動的に組み込みシンセに切り替わるようになっています。

使える楽器は限られており(base1, bassoon1, brass1, brass2, mellowBrass, clarinet,
flute1, oboe1を適当に割当。デフォルトはoboe1)、音質もMIDI音源とは比べるべくもありませんが、音が鳴っているくらいは分かると思います。ドラムは無かったので、とりあえず選択された楽器と同じ音が鳴るようにしています。

 //abee
--
阿部 和広  EMAIL [hidden email]

2008/11/26 22:19 yhousako <[hidden email]>:

> 阿部様
>
> 宝迫です.面倒なことに突き合わせてしまって申し訳ありません.m(_ _)m
> 以下、インラインにてお返事をさせて頂きます.
>
> Kazuhiro ABE さんは書きました:
>> Squeak組み込みのソフトシンセであるScorePlayerはSimpleMIDIPortのインスタンスをhas-aしており、
> (snip)
>
> Squeakには、ソフトシンセが組み込まれていたのですね.これがScratchで使え
> ると良いのですけど、そうするためには、ソースをかなりいじらないといけない
> ということはわかりました.
>
>> 1行では済まなさそうですが、どのくらいのニーズがあるでしょうか。
>
> そもそも、LinuxでScratchを使おう(実験とか、趣味とかというレベルではな
> く、学校の授業などで実際に使うという意味)としている方がどのくらいいるか
> ということを考えると、それほど多くなさそうです.ましてや、Picoボードとの
> 組み合わせで、「楽器を作ろう」などということを考えているのは、さらに少数
> 派ではないかと自覚しております.
>
> しかしながら、このことが教育現場におけるこれからの情報機器の活用に示唆を
> 与えるものになるなら、そして、新しい道筋を開くものになるなら、是非成功さ
> せたいと思っています.
>
>> いずれにしてもソースをいじれない1.3には即対応はできません
>
> 了解しました.すぐに対応できないことがわかりましたので、どのような授業に
> するかという根本的なところも見直しながら、ScratchとPicoボードを使った授
> 業を再考していきたいと思います.
>
> 何かご報告できることがありましたら、またお知らせ致します.たびたび、お手
> を煩わせてしまい、申し訳ありませんでした.ありがとうございました.
>
> ------------------------------------------------------------------
> 寳迫 芳人:[hidden email]
> みんなで教育を考えよう!:http://www.geocities.jp/yhousako/
> 指導案&教材集:http://www2.ttcn.ne.jp/yhousako/
> 全国城跡ネットワーク:http://www.geocities.jp/shiroato_net/
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[Squeak-ja: 4102] Re: Linux版Scratch1.3の楽器音について

Kazuhiro ABE-2
こんにちは、阿部です。
Ubuntu 8.10で確認したところ、不具合が見つかりましたので差し替えました。
15:20以前にダウンロードした方はお手数ですが再度ダウンロードをお願いします。

 //abee
--
阿部 和広  EMAIL [hidden email]

2008/12/28 14:06 Kazuhiro ABE <[hidden email]>:

> こんにちは、阿部です。
> 一ヶ月前のScratchのSqueak組み込みシンセサイザ対応の話ですが、ちょっと時間があったのでやってみました。以下にイメージとチェンジを置いていますのでお試しください。
> http://squeakland.jp/abee/tmp/ScratchSourceCode1.3.1synth.zip
>
> 実際にLinuxでは試してはいませんが、MIDIが使えない環境であれば(SimpleMIDIPort
> midiIsSupportedがfalse)、自動的に組み込みシンセに切り替わるようになっています。
>
> 使える楽器は限られており(base1, bassoon1, brass1, brass2, mellowBrass, clarinet,
> flute1, oboe1を適当に割当。デフォルトはoboe1)、音質もMIDI音源とは比べるべくもありませんが、音が鳴っているくらいは分かると思います。ドラムは無かったので、とりあえず選択された楽器と同じ音が鳴るようにしています。
>
>  //abee
> --
> 阿部 和広  EMAIL [hidden email]
>
> 2008/11/26 22:19 yhousako <[hidden email]>:
>> 阿部様
>>
>> 宝迫です.面倒なことに突き合わせてしまって申し訳ありません.m(_ _)m
>> 以下、インラインにてお返事をさせて頂きます.
>>
>> Kazuhiro ABE さんは書きました:
>>> Squeak組み込みのソフトシンセであるScorePlayerはSimpleMIDIPortのインスタンスをhas-aしており、
>> (snip)
>>
>> Squeakには、ソフトシンセが組み込まれていたのですね.これがScratchで使え
>> ると良いのですけど、そうするためには、ソースをかなりいじらないといけない
>> ということはわかりました.
>>
>>> 1行では済まなさそうですが、どのくらいのニーズがあるでしょうか。
>>
>> そもそも、LinuxでScratchを使おう(実験とか、趣味とかというレベルではな
>> く、学校の授業などで実際に使うという意味)としている方がどのくらいいるか
>> ということを考えると、それほど多くなさそうです.ましてや、Picoボードとの
>> 組み合わせで、「楽器を作ろう」などということを考えているのは、さらに少数
>> 派ではないかと自覚しております.
>>
>> しかしながら、このことが教育現場におけるこれからの情報機器の活用に示唆を
>> 与えるものになるなら、そして、新しい道筋を開くものになるなら、是非成功さ
>> せたいと思っています.
>>
>>> いずれにしてもソースをいじれない1.3には即対応はできません
>>
>> 了解しました.すぐに対応できないことがわかりましたので、どのような授業に
>> するかという根本的なところも見直しながら、ScratchとPicoボードを使った授
>> 業を再考していきたいと思います.
>>
>> 何かご報告できることがありましたら、またお知らせ致します.たびたび、お手
>> を煩わせてしまい、申し訳ありませんでした.ありがとうございました.
>>
>> ------------------------------------------------------------------
>> 寳迫 芳人:[hidden email]
>> みんなで教育を考えよう!:http://www.geocities.jp/yhousako/
>> 指導案&教材集:http://www2.ttcn.ne.jp/yhousako/
>> 全国城跡ネットワーク:http://www.geocities.jp/shiroato_net/
>> つれづれなるままに…:http://4oc.blogspot.com/
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[Squeak-ja: 4104] Re: Linux版Scratch1.3(改め1.3.1)の楽器音について

yhousako
In reply to this post by Kazuhiro ABE-2
阿部様

宝迫です.年末のお忙しいところ対応して頂きありがとうございます.

先ほどダウンロードしてKNOPPIX(CECのOSP基本パッケージv2)で試してみました.
http://squeakland.jp/abee/tmp/ScratchSourceCode1.3.1synth.zip

#なぜ「OSP基本パッケージv2」を使ったかというと、Scratchを使った授業を計
画しており、その本番に使うのがこれだからという理由です.

【進展した点】
音が鳴りました!感激しました.音階(ドレミ)についても、OKです.Picoボー
ドからもコントロールできました.

【問題と思われる点】
音色の変更ができません.というより、「○のドラムを…」や「楽器を○にする」
で使われている数値(○の部分)が、音階の数値として使われているようです.
そのため、この数値を変更すると音階が変わります.(音は多分オーボエです.)

もう一つの問題として、音階と同時に音量も変化してしまいます.低い音は音量
も小さく(聞こえなくなる)、高い音は音量も大きくなります.また「調べる」
の「音量」と「スライダー」の値を表示させようとすると固まったり落ちたりし
ます.

音色、音階、音量の3つの要素を数値で設定しているため、ソース自体がややこ
しくなっているかも知れないと思いました.

あるいは、作って頂いたzipを展開し、その中に入っていたファイルを全て
Scratchフォルダに放り込んで、runscratch.shをちょいと書き替えて起動すると
いう手順が間違えているのも知れないですが….

以上、動作確認のご報告を致します.

Kazuhiro ABE さんは書きました:

> こんにちは、阿部です。
> 一ヶ月前のScratchのSqueak組み込みシンセサイザ対応の話ですが、ちょっと時間があったのでやってみました。以下にイメージとチェンジを置いていますのでお試しください。
> http://squeakland.jp/abee/tmp/ScratchSourceCode1.3.1synth.zip
>
> 実際にLinuxでは試してはいませんが、MIDIが使えない環境であれば(SimpleMIDIPort
> midiIsSupportedがfalse)、自動的に組み込みシンセに切り替わるようになっています。
>
> 使える楽器は限られており(base1, bassoon1, brass1, brass2, mellowBrass, clarinet,
> flute1, oboe1を適当に割当。デフォルトはoboe1)、音質もMIDI音源とは比べるべくもありませんが、音が鳴っているくらいは分かると思います。ドラムは無かったので、とりあえず選択された楽器と同じ音が鳴るようにしています。
>
>  //abee

------------------------------------------------------------------
寳迫 芳人:[hidden email]
みんなで教育を考えよう!:http://www.geocities.jp/yhousako/
指導案&教材集:http://www2.ttcn.ne.jp/yhousako/
全国城跡ネットワーク:http://www.geocities.jp/shiroato_net/
つれづれなるままに…:http://4oc.blogspot.com/
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[Squeak-ja: 4105] Re: Linux版Scratch1.3(改め1.3.1)の楽器音について

Kazuhiro ABE-2
こんにちは、阿部です。

とりあえず音が出たということでよかったです。試された手順はそれで問題ありません(csファイルはソースなので入れなくても大丈夫です)。

現在のScratch(GM)の楽器番号に対するマッピングは、似た名前を参考にして以下のようになっています。

33 34 35 36 37 38 39 40 は bass1
71 は bassoon1
62 は brass1
63 は brass2
64 は mellowBrassS
72 は clarinet
74 76 は flute1
69 は oboe1
17 18 19 20 21 は organ1
それ以外はすべてデフォルトのoboe1です。

これらはFM音源ですが、もともとの定義が悪く、ほとんど音色の違いが分かりません。また、bass1のようにほとんど聞こえないものもあります。しかし、64と72とかであれば分かると思います。
ドラムについては、もともとドラムの音源がありませんので、単純にドラムの種類の指定が音階になっています。実用を狙ったわけではなく、ダミーで入っているとお考えください。

音量については、人間の感覚的なラウドネス曲線に対する補正を行っていないので、
周波数と音量が比例して感じられるのだと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%89%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%9B%B2%E7%B7%9A
この対応をするかどうかですね。

「調べる」については、今回いじっていないので、これとは別のScratch Boardまわりの問題ですね。
ご存知と思いますが、以下のページにあるようにフィードバックを返してもらえるとよいと思います。
http://info.scratch.mit.edu/Linux_installer

 //abee
--
阿部 和広  EMAIL [hidden email]

2008/12/28 23:10 yhousako <[hidden email]>:

> 阿部様
>
> 宝迫です.年末のお忙しいところ対応して頂きありがとうございます.
>
> 先ほどダウンロードしてKNOPPIX(CECのOSP基本パッケージv2)で試してみました.
> http://squeakland.jp/abee/tmp/ScratchSourceCode1.3.1synth.zip
>
> #なぜ「OSP基本パッケージv2」を使ったかというと、Scratchを使った授業を計
> 画しており、その本番に使うのがこれだからという理由です.
>
> 【進展した点】
> 音が鳴りました!感激しました.音階(ドレミ)についても、OKです.Picoボー
> ドからもコントロールできました.
>
> 【問題と思われる点】
> 音色の変更ができません.というより、「○のドラムを…」や「楽器を○にする」
> で使われている数値(○の部分)が、音階の数値として使われているようです.
> そのため、この数値を変更すると音階が変わります.(音は多分オーボエです.)
>
> もう一つの問題として、音階と同時に音量も変化してしまいます.低い音は音量
> も小さく(聞こえなくなる)、高い音は音量も大きくなります.また「調べる」
> の「音量」と「スライダー」の値を表示させようとすると固まったり落ちたりし
> ます.
>
> 音色、音階、音量の3つの要素を数値で設定しているため、ソース自体がややこ
> しくなっているかも知れないと思いました.
>
> あるいは、作って頂いたzipを展開し、その中に入っていたファイルを全て
> Scratchフォルダに放り込んで、runscratch.shをちょいと書き替えて起動すると
> いう手順が間違えているのも知れないですが….
>
> 以上、動作確認のご報告を致します.
>
> Kazuhiro ABE さんは書きました:
>> こんにちは、阿部です。
>> 一ヶ月前のScratchのSqueak組み込みシンセサイザ対応の話ですが、ちょっと時間があったのでやってみました。以下にイメージとチェンジを置いていますのでお試しください。
>> http://squeakland.jp/abee/tmp/ScratchSourceCode1.3.1synth.zip
>>
>> 実際にLinuxでは試してはいませんが、MIDIが使えない環境であれば(SimpleMIDIPort
>> midiIsSupportedがfalse)、自動的に組み込みシンセに切り替わるようになっています。
>>
>> 使える楽器は限られており(base1, bassoon1, brass1, brass2, mellowBrass, clarinet,
>> flute1, oboe1を適当に割当。デフォルトはoboe1)、音質もMIDI音源とは比べるべくもありませんが、音が鳴っているくらいは分かると思います。ドラムは無かったので、とりあえず選択された楽器と同じ音が鳴るようにしています。
>>
>>  //abee
>
> ------------------------------------------------------------------
> 寳迫 芳人:[hidden email]
> みんなで教育を考えよう!:http://www.geocities.jp/yhousako/
> 指導案&教材集:http://www2.ttcn.ne.jp/yhousako/
> 全国城跡ネットワーク:http://www.geocities.jp/shiroato_net/
> つれづれなるままに…:http://4oc.blogspot.com/
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[Squeak-ja: 4106] Re: Linux版Scratch1.3(改め1.3.1)の楽器音について

yhousako
宝迫です.恥ずかしながら、大きな勘違いをしておりました.(^_^;;;
そのために、動作確認でもさらに勘違いをしました.

【勘違い1】
Scratchの内部に完全なGM音源を持っていると思いこんでいました.阿部さんの
メールを良く読んでいれば読み取れたはずなのですが、思い込みとは恐ろしいも
のです.(反省)

【勘違い2】
GM音源では打楽器音は鍵盤に割り振られるので、「音階になっている」というこ
とが「鍵盤に割り振られている」と同義であると勘違いをしておりました.これ
も前のメールを良く読んでいればわかったはずでした.(赤面)

改めて動作確認をしました.

【動作確認の結果】
「楽器を○にする」で音色の変更はできました.「○の音符を…」と「○のドラム
を…」は、同じ動作になっています.「楽器を○にする」で音色を変えると、「○
のドラムを…」で鳴る音も変わります.これも、[4101]で解説して頂いた通り
です.

Kazuhiro ABE さんは書きました:
> これらはFM音源ですが、もともとの定義が悪く、ほとんど音色の違いが分かりません。

2オペレータくらいでしょうか?確かに、音色の違いはわかりにくいと思いました.

> 音量については、人間の感覚的なラウドネス曲線に対する補正を行っていないので、
> 周波数と音量が比例して感じられるのだと思います。
> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%89%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%9B%B2%E7%B7%9A
> この対応をするかどうかですね。

この辺りも、普通のGM音源なら問題ないはずのところですよね.現実の問題とし
ては、補正しないと実用的ではないと思います.簡単にできればよいのですが、
いかがでしょうか.

> 「調べる」については、今回いじっていないので、これとは別のScratch Boardまわりの問題ですね。
> ご存知と思いますが、以下のページにあるようにフィードバックを返してもらえるとよいと思います。
> http://info.scratch.mit.edu/Linux_installer

今まで使っていなかったので、気づかなかったのだと思いますが、「調べる」の
「音量」がどうも上手く動かないようです.(「スライダー…」は関係がなかった)

こちらで確認したところ、Picoボードを挿していなくても同じで、スクリプトに
何も組んでいない状態かスクリプトを組んであってもScratchを起動してから一
度も音を出していない状態なら、「音量」にチェックを入れても動作に問題はあ
りません.ところが、何らかの音(「ニャー」も含む)を出そうとすると、ダメ
なのです.

フィードバックに協力したいのは山々ですが、英語がからっきしダメなので、何
をどうしたらよいかよく分かりません.(^_^;;;

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[Squeak-ja: 4129] Re: Linux版Scratch1.3(改め1.3.1)の楽器音について

Kazuhiro ABE-2
こんにちは、阿部です。
ラウドネス補正については、Scratchのプログラムでも対応できると思いますので、そちらで試してみてもらえますか。
「音量」の問題は確認できました。ピコボードがない場合でも音センサの代わりにPCのマイクが使われます。一度でも音を鳴らすと、この機能がアクティベートされてしまい、結果してサウンドレコーダの録音と同じく、エラーやハングが発生するようです。
この問題に対応したイメージを今までと同じ名前で以下に置きました。
http://squeakland.jp/abee/tmp/ScratchSourceCode1.3.1synth.zip

UNIX系のプラットホームの場合(Smalltalk platformName = 'unix')、録音機能を殺しています。
合わせて、3.7-7JPatched VMを使った際に、長い変換候補でもエラーにならないようにしています(ただし文字は化けます)。

 //abee
--
阿部 和広  EMAIL [hidden email]

2008/12/29 23:31 yhousako <[hidden email]>:

> 宝迫です.恥ずかしながら、大きな勘違いをしておりました.(^_^;;;
> そのために、動作確認でもさらに勘違いをしました.
>
> 【勘違い1】
> Scratchの内部に完全なGM音源を持っていると思いこんでいました.阿部さんの
> メールを良く読んでいれば読み取れたはずなのですが、思い込みとは恐ろしいも
> のです.(反省)
>
> 【勘違い2】
> GM音源では打楽器音は鍵盤に割り振られるので、「音階になっている」というこ
> とが「鍵盤に割り振られている」と同義であると勘違いをしておりました.これ
> も前のメールを良く読んでいればわかったはずでした.(赤面)
>
> 改めて動作確認をしました.
>
> 【動作確認の結果】
> 「楽器を○にする」で音色の変更はできました.「○の音符を…」と「○のドラム
> を…」は、同じ動作になっています.「楽器を○にする」で音色を変えると、「○
> のドラムを…」で鳴る音も変わります.これも、[4101]で解説して頂いた通り
> です.
>
> Kazuhiro ABE さんは書きました:
>> これらはFM音源ですが、もともとの定義が悪く、ほとんど音色の違いが分かりません。
>
> 2オペレータくらいでしょうか?確かに、音色の違いはわかりにくいと思いました.
>
>> 音量については、人間の感覚的なラウドネス曲線に対する補正を行っていないので、
>> 周波数と音量が比例して感じられるのだと思います。
>> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%89%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%9B%B2%E7%B7%9A
>> この対応をするかどうかですね。
>
> この辺りも、普通のGM音源なら問題ないはずのところですよね.現実の問題とし
> ては、補正しないと実用的ではないと思います.簡単にできればよいのですが、
> いかがでしょうか.
>
>> 「調べる」については、今回いじっていないので、これとは別のScratch Boardまわりの問題ですね。
>> ご存知と思いますが、以下のページにあるようにフィードバックを返してもらえるとよいと思います。
>> http://info.scratch.mit.edu/Linux_installer
>
> 今まで使っていなかったので、気づかなかったのだと思いますが、「調べる」の
> 「音量」がどうも上手く動かないようです.(「スライダー…」は関係がなかった)
>
> こちらで確認したところ、Picoボードを挿していなくても同じで、スクリプトに
> 何も組んでいない状態かスクリプトを組んであってもScratchを起動してから一
> 度も音を出していない状態なら、「音量」にチェックを入れても動作に問題はあ
> りません.ところが、何らかの音(「ニャー」も含む)を出そうとすると、ダメ
> なのです.
>
> フィードバックに協力したいのは山々ですが、英語がからっきしダメなので、何
> をどうしたらよいかよく分かりません.(^_^;;;
>
> ------------------------------------------------------------------
> 寳迫 芳人:[hidden email]
> みんなで教育を考えよう!:http://www.geocities.jp/yhousako/
> 指導案&教材集:http://www2.ttcn.ne.jp/yhousako/
> 全国城跡ネットワーク:http://www.geocities.jp/shiroato_net/
> つれづれなるままに…:http://4oc.blogspot.com/
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[Squeak-ja: 4139] Re: Linux版Scratch1.3(改め1.3.1)の楽器音について

yhousako
宝迫@ぼちぼち授業の環境を準備しているところです.
#児童数分+αのUSBメモリにKNOPPIXイメージをコピーしています.

Kazuhiro ABE さんは書きました:
> ラウドネス補正については、Scratchのプログラムでも対応できると思いますので、そちらで試してみてもらえますか。

了解しました.やってみます.

> 「音量」の問題は確認できました。ピコボードがない場合でも音センサの代わりにPCのマイクが使われます。一度でも音を鳴らすと、この機能がアクティベートされてしまい、結果してサウンドレコーダの録音と同じく、エラーやハングが発生するようです。
> この問題に対応したイメージを今までと同じ名前で以下に置きました。
> http://squeakland.jp/abee/tmp/ScratchSourceCode1.3.1synth.zip

動作確認しました.ありがとうございます.今回は学校で動作確認をしたのです
が、子どもたちが集まってきて、興味津々の様子でした.

> UNIX系のプラットホームの場合(Smalltalk platformName = 'unix')、録音機能を殺しています。
> 合わせて、3.7-7JPatched VMを使った際に、長い変換候補でもエラーにならないようにしています(ただし文字は化けます)。
>
>  //abee
> --
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